キリスト教葬儀 献花

キリスト教葬儀での献花の仕方

 

色々なサイトや葬儀マナー事典などには、
献花の作法について細かい規定があるかのように書かれていますが、
聖書でそのように教えられているわけではありません。

 

神道の玉串奉奠の儀式の影響があるのかもしれませんが、
キリスト教を純粋に信仰している方なら、そのような異教の影響を無くそうとします。

 

故人を偲ぶ想い、天での平安を祈る心があれば、献花の仕方は自由です。
係りの人からお花を受け取り、それをそのまま飾る台の上へ丁寧に置けば大丈夫です。

 

むしろ、神道の玉串奉奠と同じようにする方がマナーに反します。

 

 

キリスト教葬儀での献花の実例

 

故人は神奈川県在住の79歳の女性。
喪主は故人の娘さんでした。

 

県内のチャペルにおいて、会葬者約50名のキリスト教葬儀が行われました。
故人の希望で、棺を白一色の生花で囲み、祭壇には故人がほほ笑む遺影が飾られました。

 

荘厳なオルガンの演奏が流れる中、静かに式がはじまりました。
参列者全員による讃美歌の斉唱と、牧師さんの聖書朗読と続き、
喪主の娘さんが故人の略歴や思い出などを披露しました。

 

最後は、参列者全員で白い花を献花し、最後のお別れをしました。 

 

 

 

キリスト教葬儀のマナー